情景モデルにはまってしまいました。その1

毎度の事ながらどの層にターゲット絞ってんのかわからない内容になりますが、どうか辛抱強くお付き合いいただけると幸いです。今回は情景モデル、所謂ジオラマの作成にどハマりしてしまいまして、だいぶ自己流ではありますが自分なりに一定の学習が出来たのでご報告させていただきたいと思います。

情景モデルと言うとなにか少し芸術的というか叙情的というか、情緒的な絶景風景をミニチュア化したような語感がありますが、ボクの作ったものはそのような大人びた代物ではなく、単にガンプラを乗っけて臨場感のある風情が得られればいいなと思って作ったものです。

ガンプラにはかっこよくポーズを取らせてディスプレイするためのアクションベースというものがバンダイから発売されています。

これですね。殆どのガンプラは股のところに直径3ミリの穴が空いていて、その穴に上記のアクションベースから伸びる接続棒を差し入れて、かっこ良くポーズを取らせるわけです。(;゚∀゚)=3ハァハァ

でも、これ、大体が宇宙(ソラ)での戦闘を前提に宙に浮いた状態を再現するためのベースとなっていて、重力に心を捉えられたボクのようなオールドタイプの人間にはちょっとですね、浮つき過ぎなんだよチャラいんだよと内心では憧れつつ反発もあったわけです。

そして、ボクがディスプレイしたかったのはこの『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場する陸戦型ガンダムでして、陸だよ?地面だよ?土とか崖だよ?アクションベースで無理っしょ。と内なるガイアからの声に突き動かされて情景モデルを学び始めたわけです。

前置きが長くなりましたが、どうせなら従来からあるバンダイのアクションベースとの親和性も考慮に入れて作成しろと内なるガイアが囁くもので、実際、ボクの自室でのガンプラのディスプレイケースが所謂ひとつの寿司ねたケースというものでして、従来からあるアクションベースを活用し、ひな壇形式でディスプレイしているため親和性を図らざる負えないわけです。

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これです。

どうです、かっこいいでしょう。

この寿司ねたケース……もとい、宇宙(ソラ)に浮かぶガラス張りの試験官、スペースコロニーに情景モデルを融和させようと言うのが狙いです。

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まず、ジオラマには核となる物が必要なのですが、木片や紙粘土などを核にしてしまうとかなり重くなってしまいその後の作業が大変になるらしいという情報をインターネッツで知りましたので、通常は発泡しチロールや壁の断熱材などに使われるスタイロフォームと呼ばれるものを使うのですが、ボクは自室に沢山あったダンボールを使うことにしました。加工も比較的簡単なので、これを選んで正解でした。

 

アクションベースとの相性を良くするために、アクションベースと同じ寸法、同じ形状で作ることにしました。

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このように何枚か同じ形のものを切り出して、糊で貼り合わせました。

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そしてどんどん貼りあわせてこのように階段状になるようにしました。

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そして並べてみるとダンボールの積層面がまるでグランド・キャニオンのようではありませんか。なんということでしょう。

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アクションベースと並べてみると、まあピッタリです。

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様々な配置で対応可能な状態にできました。

そしてこれに通常、情景モデルでは石膏や画材のジェッソなどを塗るらしいのですが、ボクの場合、ずぶの素人ですしそんなこと知りませんでしたから紙粘土を貼り付けました。そして、なんか物足りないなーということで、まだ乾いていない紙粘土の表面にクシャクシャにしたアルミホイルをバシバシと押し付けて岩や地面の表情をつけていきました。写真を撮り忘れたのが悔やまれますが、それはもう、神が天地を創造するがごとく勇ましい作業であったことをここに記します。

 

で、その紙粘土が乾燥したら色を塗ります。

先ほどのダンボールの積層面にインスパイヤーされ、イメージは固まっていましたのでグランド・キャニオン風の彩色を施しました。

そして、出来たのがこれです。

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まあ、初めてなのですからこれぐらいで勘弁して下さいよ……

 

いやいやいやいや、こんなので満足してたらイカンと内なるガイアがまたもや囁きだしましたので、こんなもんじゃ情景モデルやってますなんて言えないでしょうし、これよりさらに手を加えて頑張って作りました。

ということで続きはまた明日です。「情景モデルにはまってしまいました。その2」をお楽しみに!あ、そうそう、情景モデルネタは少し溜まっているので「その3」もしくは、もうちょっと伸ばせれば「その5」ぐらいまで引っ張るつもりですのでよろしくおねがいします。ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

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