初めてのマスターグレードその36

さて、今日はいよいよゲート処理作業も最終日となります。ガンプラ制作の中でゲート処理にかかる時間が多分一番多いのではないでしょうか。ざっと、数えたところ、このシリーズを開始して36回中、16回がゲート処理関係の内容でした。他、5回は道具の紹介、8回が塗装と磨き出しとクリア塗装の回、そして7回ぐらいは作業とは関係ない余談があったにせよ、実質的にほとんどゲート処理です。こんなに毎日毎日削ってるんです。ボクが行っている削りの作業は実質的にゲート跡の処理がほとんどで、面だしやヒケの処理にはあまり時間をかけていないですし、モールドの追加や筋彫りなどを行うようになれば、さらに時間をかけて作業を行うことになります。

もう、これ、工芸とかの域に達している製作者とかいるんじゃないでしょうか。ボクはまだまだまだまだまだそんな域には届きませんが、いつかそこにたどり着けたとしたら嬉しい限りですね。

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ということで、今日削るパーツです。少ないとお思いでしょうが、これが結構曲者でした。

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赤いパーツは妙なところにゲート跡があったり、ぶっといゲート跡があったり、意外にヒケが多かったり、黄色いパーツは細かいし同じような形のパーツに見えて実は一つ一つまったく違うパーツだったりで、結局1時間30分かかりました。何かの箱が見切れているのは今は気にしないでください。

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はい、見事に串刺しにしてやりました。エアブラシ用の持ち手も何とかギリギリ足りました。ここでも何かの箱が見切れていますが、気にしないでください。

同じようなパーツはなるべくまとめて塗装するようにして、分かりやすくエアブラシクリップに固定していきます。細かいパーツは竹串に両面テープを巻いて、貼り付けておきます。貼り付いている面には塗装されないので、その辺りをよく考えながら固定していくといいでしょ。

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ということで、作業がひと段落した時の自分へのご褒美も忘れないボクです。さっきからちらちら見えていた箱ですね。お馴染みのワールドタンクミージアムキットです。今回は何が入ってたかなーと。

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おや、この歪な砲塔のカタチは、

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そして、この小ぶりなボディーは、

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小きもの、八九式中戦車乙型でした!かわいいε-(´∀`; )

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前回当たった黄帯と並べてみると何だかオシドリのようですね。お尻がプリッと上がってるのがキュートです。

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真ん中に九七式中戦車”チハ”も並べてみました。

本当は特二式内火艇が欲しかったんですが、八九式中戦車乙型は小さくてかわいいので、これはこれで良かったです。( ´ ▽ ` )ノ

明日からはいよいよ白パーツのサーフェイサーの作業に入ります。うまくいけば、その次はすぐにホワイトを塗装してパール塗装に入ります。パールの後はクリア塗装して墨入れです。まだまだ作業が続きますね。7月中には完成させたいところです。( ;´Д`)

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