HGUCユニコーンガンダムを塗装する〜その54

先日貼ったデカールですが、少し気になるところがあり、今日はちょっと修正作業をしていきたいと思います。気になるところというのは、デカール周辺にクスミが出来てしまったことです。城のパーツにデカールを貼っていたときには全く気にならなかったんですが、今回ブルーのパーツ、グレーのパーツにデカールを貼ったところ、デカールの糊が残ってしまったのか、マークセッターを塗りすぎてしまったのか、貼った部分の周辺に白いくすみのような物が残ってしまいました。

貼った直後はこんな感じではなかったんですが、乾燥したら何かの跡が残ってしまいました。

かなりクスミが目立ちます。このままトップコートしてしまって大丈夫なものか、心配なのでどうにかしてこのクスミを取りたいです。

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デカールの糊であれマークセッターの糊であれ、何かしら溶剤で拭き取れば、綺麗に出来るはずです。

まずは、Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液で拭いてみます。

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あまり変わらない気がします。はじめはべったり付けてしまってデカールまで剥がれてしまうと嫌なので、綿棒にちょっとだけ付けて、恐る恐る拭き取っていたんですが、全く取れる気配がありませんでした。綿棒でパーツ表面を湿らせた直後はクスミも消えてきれいになるんですが、乾燥すると、クスミが戻ってきてダメでした。

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続いて、水性ホビーカラーうすめ液で試してみます。これはあまり強い溶剤ではないんですが、これを綿棒に付けてラッカーで塗装した面をこすると、若干色が落ちたりするので、デカールの糊ぐらいなら余裕で落ちるんじゃないかと思います。

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落ちました。でも、ちょとデカールの表面も変化してしまったような気がしますので、あまり深追いせず、このぐらいにしておきます。

他のパーツも同じように適度に拭き取りました。この後トップコートして、デカールの段差とシルバリングも気にならなくなってくれると思います。拭き取った面がきちんと乾燥するまで一日置いておきます。明日はトップコートをします。ツアありのトップコートと、ちょっと数は少ないんですが、つや消しのトップコートもしてしまおうと思います。

ということで、先日から買い溜めていたウィングキットコレクションを作ってデカールを貼れば、つや消しトップコートも一緒に出来るのでは?と、頑張ってキットを組み立ててみました。

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じゃーん!3機完成です。2時間ほど掛かりました。

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こちら、零式観測機11型です。これを組み立てるのは2回目なので、以前よりも早く組み立てることが出来ました。細かいパーツが多いですが、精度がよく、楽しく組めるキットです。

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オレンジ色が眩しい、95式練習機乙型です。これは先程の零観よりも古いキットのためか、若干パーツの精度は劣るものの、精工で造形のバランスもいいキットでした。

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こちらは、フィアットCR.42ファルコです。下の羽が短く、上の羽が長い飛行機です。羽を支える支柱の数が多いですが、意外と組みやすかったです。

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それでは、デカールを貼っていきます。零観は以前に組んだものもありますので、2機分貼っていきます。

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はい、出来ました。といっても、これで1時間ぐらい掛かりました。ガンダムデカールに比べると、少し厚みがあるようで、水に浸しておく時間が長かったり、モールドになかなか沿ってくれなくて、マークソフターを塗って柔らかくしたりと、初めての経験がいくつかあって、ちょっとあたふたしてしまい手間取りました。

でも、デカールを貼ると、かっこよさが3割ぐらい増しますね。これは1/144スケールのキットなのでディテールも完全に再現されているわけではないんですが、デカールを貼ることによって、実物感が増すというか、リアルに近づく感じがします。

残りの2機はまた明日、トップコートを吹く前にデカールを貼りたいと思います。今日はいろいろやって疲れた。

ではまた~_(⌒(_´-ω-`)_Zzz

 

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