初めてのマスターグレード

ガンプラにハマってそろそろ3年目ぐらいになるのですが、初めてMG(1/100スケール)サイズの物を作ることになったので、嬉し恥ずかし初体験の記録です。初体験というのはどんなものでも甘酸っぱさが付き纏うのかどうか、このMaster Grade Crossbone Gundam X-1 FullClothを作成してみなければわかりません。

去年の暮れあたりでしょうか、ツイッターで知り合った友人からこのキットの作成を依頼されまして、キットの方は今年の1月に届いていたのですが、初めてガンプラの製作依頼をされた緊張のあまり、どこから手をつけていこうかと長いこと悩み、まずは試作をしないことには、いきなり本番をして失敗してしまっては申し訳ないということで、考えた結果、1/144サイズで同じクロスボーンガンダムX-1フルクロスが出ておりましたので、そちらを実験台にして作成プランを練ることにしたのでした。

実際に1/144の方を作成していきますと、こちらの方はパーツがあまり分割されていないため、塗り分けがかなり大変なことがわかりました。そして、スケールの違いからとても細かい部分が多く、苦労しました。

完成したのが5月4日のブログでスライドショーとして揚げてありますのでご覧ください。

Gunpla Photo Slide show – XM-X1

hgbf-xm-x1-fullcloth_26291196605_oいつになく並々ならぬ情熱を注いで作成しました。このクロスボーンガンダム・フルクロスの特徴であるフルクロスには何か一つ自分なりの解釈を織り交ぜた加工を施したいと思い、MGの組み立て説明書を読んでいたところ、耐ビームコーティング素材を幾重にも積層して圧縮した構造であるとの説明があり、設定画が載っていました。その絵では外装の一つ内側の層にハニカム状のプレートが描かれており、この構造がとてもかっこよかったので、これをどうにか塗装で表現できないものかと思い、今回、試行錯誤を繰り返し、なんとか実現することができました。

どういう塗装をしたかは後日、MG塗装のブログを書く際に説明させていただこうと思います。

あと、実験したところとしては、白の部分のパール塗装です。パール塗装も初めてやってみたのですが、普通の塗料と違って、塗装後の表面が少しざらつくような細かい凹凸が出来て、その凹凸が光を乱反射させることでパールの光沢を再現するようです。凸凹があるため、その上から何か他の色を乗せてしまうと、その細かい凹凸に塗料が入り込み、修正がかなり面倒なことになるということがわかりました。

いろいろやってみたところ、パールを塗装後にはクリアーを吹き付け凸凹を安定させることで後からの修正が容易になることと、パールのツヤもかなり増すことがわかりました。

これらの事を経験できたので、本番に入る前に実験して本当に良かったと思いました。

では、実際のMGキットの方を見ていきましょう。

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箱、おっきいです。1/144サイズの箱の4倍ぐらいはあります。箱絵も迫力がありかっこいいですね。

そして、中身です。

IMGP9623

ランナー多いです。1/144に比べて細かいパーツの色分けがしっかりとされているので、パーツ点数も多く、ランナーの枚数も多く感じます。

あと、ABS素材のランナーがあったのが最近のキットと少し違うところなのでしょうか。ABS素材は通常の塗料で塗装すると脆くなってしまうようで、最近のキットではあまり使われなくなったようです。

ともあれ、このABS素材の方にも塗装を施していきたいので、何らかの対策を打っていきたいと思います。

そして、組み立て説明書です。立派です!冊子!HGのキットのような帯状ではないことにちょっと驚きました。そして、ページのところどころにメカの設定資料が載っていて、単なる組み立て説明書ではなく、これはもうバイブルなのではないかとさえ思ってしまいました。

と、今回はここまでです。次回から早速作成に入っていきたいと思います。では、お楽しみに。

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