初めてのマスターグレードその3

昨日は内部構造パーツの切り出しまで出来ました。今日はゲート処理と面出しなどの作業をしました。やはりパーツ点数も多いため思った以上に時間がかかります。ゲート跡は一つのパーツに通常3箇所あります。そのゲート跡がなるべく見えなくなるように、初めは目の粗い400番で大まかに削り、次は目の細かい1000番で表面を整えていきます。

IMGP9717

写真に写っているパーツの真ん中あたりに極小さな長方形の出っ張りのようなものが見えると思うのですが、これがゲート跡です。これを削り取って目立たなくします。後から塗装をするので表面の凸凹がなくなれば大丈夫です。

IMGP9721

別のパーツですが、処理したあとはこんな感じになります。少し削りカスが付いていますが、どこにゲート跡があったか分からないぐらいになったと思います。残っている細かな傷はサフェーサーと呼ばれる塗装下地材を塗ることでほとんど消えます。

サンドペーパーを掛けるのはゲート跡だけではなくてパーツを成型する際に、どうしても出来てしまうパーティングラインも消して行きます。

IMGP9720

パーティングライン、結構厄介でして、上の写真の四角い凹凸の間に線が見えると思うのですが、これが、パーティングラインです。このラインがあると、どうしてもプラモデルっぽさが出てしまうというかリアリティが減じてしまうので、出来るだけ取り除いていきたいのですが、とても細かい所にまで入っている場合があり、手間ではあるのですが、これを怠ると仕上がりに影響するので頑張って消して行きます。

IMGP9713

そうして、煩悩を忘れゲート跡とパーティングラインとヒケを消すことに集中すること2時間。処理が終わったのが昨日切り出したパーツの約三分の一です。

IMGP9715

パーツ点数にして約30点ぐらいです。ボクの手が遅いのもあるのですが、パーツの下処理には時間がかかるものです。

処理が終わったパーツは、そのまますぐに塗装ができるようにペインティングクリップに挟んでいきます。

IMGP9636

このペインティングクリップ、実は自作なんです。クリップの部分は100個セットのものがAmazonで売られています。

これを百均などに売っている竹串に固定して使っています。クリップはとてもしっかりしているし、1,200円程度で100本出来るのでコストパフォーマンスは最高なのですが、竹串が結構当たり外れがあって、太さがまばらだったり、使っているうちに裂けてきたり、折れたりする物があったりするし、実際、自作するのも結構手間がかかるので、最近は出来合いのものを買ったほうが楽ですし、長持ちするんじゃないかと思い始めています。

ちなみに、ペインティングクリップスタンドも自作です。ダンポールを同じ幅に切り揃え両面テープで貼り合わせてガムテープで巻いただけのものですが、自分の作業スペースに合わせてサイズや個数を調節できるので、これは自作して正解でした。

この調子だと、完成までかなり時間がかかりそうですが、日々少しずつでも作業を進めていくことが大切ですし、終わらないゲート処理などないのです。ボクらのゲート処理は始まったばかりだ!

今日はもう少し時間があるので、残りのバーツの下処理終わらせられるように頑張ろうと思います。ではまた☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください