初めてのマスターグレードその10

昨日は道具というか塗料の紹介でした。今日も引き続き道具の紹介になりますので、飽きている人はいつも通り顔文字の数をかぞえていただけたら幸いです。エアブラシ塗装になくてはならない物、そう、ハンドピースですね。

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ちょっと奮発しまして、ハンドピース2丁使いです。2丁あることのメリットとしては2色吹けるというところです。エアブラシ塗装の場合、ムラなくキレイに塗装するために筆塗りに比べて塗料は薄めに希釈されます。そのため吹き付けは基本的に1回では終わらず、一度吹いたら20分ぐらい乾燥させて2度目、3度目と多ければ5回ぐらい吹くのですが、5回吹くとなると乾燥の待ち時間だけで単純に計算して100分かかるわけです。ハンドピースが1丁の場合、その待ち時間の間は他の色を吹けないので、ただ待つだけなんですが、もう1丁ハンドピースがあることで乾燥の待ち時間にも他の色を吹けるんです。単純に2倍の作業効率になるわけではないですが、確実に作業効率が上がります。(、´・ω・)▄︻┻┳═一

ハンドピースはそれぞれ特徴があって、手前のものはシングルアクションというタイプで、ボタンを押すとエアーが吹き出て、お尻のつまみをひねって塗料が出る量を調整するのが特徴です。スプレーの吹き付け口が0.4mmです。

もう一つの方はダブルアクションというものでエアーを出すのと塗料の量をボタンで調整できるのが特徴です。スプレーの吹き付け口は0.3mmです。

それぞれ長所と短所があって、シングルアクションのものは吹き付け口が広いのでメタリック塗料やサーフェーサーの塗装に向いているのですが、お尻のつまみを開きっぱなしにしてしまうとエアーを出していなくても吹き付け口から塗料がポタポタと漏れ出て来てしまうので、慣れないと閉め忘れて作業場を汚してしまう恐れがあります。

ダブルアクションの方はボタンひとつで直感的に塗料とエアーの出方を調整できるということと、使っていない時でも塗料が漏れ出ることがないのがいいのですが、シングルアクションに比べると構造が複雑でメンテナンスがちょっとだけ手間がかかるということと、吹き付け口が小さいのでメタリックとサフェーサーには向いてないです。塗装出来ないということはないのですが、塗料が詰まったりすることがあってちょっと面倒ではあります。

あまり塗装するパーツが多くない時は主にシングルアクションの方を使っています。つまみの閉め忘れさえしなければ、作業後の片付けも楽ですし、使いやすいです。

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そして、エアコンプレッサーです。このコンプレッサーはプチコンという名前だけのことはあって、とても小さくて置き場所も取らず、使いやすいです。取扱説明書などには連続使用時間30分と明記されていて30分を過ぎると若干エアーの力が落ちる感じはあるのですが、休み休み5分ぐらいづつ休憩を入れて使えば7〜8時間の塗装作業も対応できます。

今から、エアブラシを始めるという人はプチコンとハンドピースがセットになっているものが売ってるのでそれを買ったほうが手っ取り早いと思います。

セットの物はハンドピースがシングルアクションタイプなので、慣れるまで辛いかもしれませんが、上述の通りお尻のつまみを閉め忘れなければ問題ありません。

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そして、これ、なんだかわからないと思います。(°_°)

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エアブラシのハンドピースに残った塗料を洗い落とす時に使うツボのようなものなんですが、使っていくうち、ツボの底に洗浄用のシンナーが溜まっていき、シンナー臭が出てしまうので、丁度良い大きさの密閉容器を見つけてきて、普段使わない時は容器の中に閉じ込めておいてます。容器に入れてしまえば全く匂いはしなくなります。おすすめライフハックです。( ´ ▽ ` )ノ

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塗料を希釈する際に使うステンレス製のパレットと攪拌スティックとデジタルスケールです。

塗料皿と調色スティックは特にいうことはないのですが、調色の時にデジタルスケールが超絶便利なんですが、ちょっと使いにくいところもあったり。というのもオートオフ機能が付いていて、これ自体はあると便利な機能ではあるんですが、オフになるタイミングが分かりづらいというか、1分以内に上下1g以上の変動がない場合オフになってしまうみたいなんです。なので、青と黄色を0.2gづつ調色したい場合とかてんやわんやになるんです。1gに満たないので消えちゃうんです。1gの分銅とか用意しておくといいかもしれません。(ー ー;)

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そして、使い捨てのゴム手袋です。これがあると手の汚れを気にせず作業ができるのでとても重宝します。ラッカー塗料が直接手についてしまうとなかなか落ちないですし、ツールクリーナーなどで手を拭くと手荒れしたりするので手袋はしたほうがいいです。

塗装する頻度にもよりますが、実際、そんなに大量に使うものでもないので一箱置いておいても損はないと思います。

ということで、二日に渡って道具の紹介をしてきたわけですが、明日から本当の本当に塗装作業に入ります。

まずはプライマーから下地を作っていきます。お楽しみに*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

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