HGUCユニコーンガンダムを塗装する〜その58

武器類のサーフェフィサーがすでに完了しておりますので、今日は早速塗装をしていこうと思います。が、その前に、ちょっと耳寄りな情報を入手しましたので、そちらの方をまず先に試してみたいと思います。と言いますのも、エアブラシなどで塗装した後に、道具を洗浄する際にツールウォッシュという溶剤を使うのですが、特にエアブラシを洗浄する際に、結構な量の溶剤を使います。で、その汚れた溶剤はキッチンペーパーなどに染み込ませて、燃えるゴミとして捨ててもいいんですが、溶剤ですので匂いも相当なもので、ゴミとして出さず、瓶に入れて取ってありました。それで、その溶剤もだいぶ溜まって来まして、どう処理したものかと、他のモデラーさん達はどう処理しているのかと、いつものごとくインターネッツの海をサルガッソーに阻まれないよう注意しながらさまよっておりました所、とても興味深い情報をキャッチしました。

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プラカラーで汚れた溶剤に木工などで使う「との粉」を混ぜると、プラカラーの汚れをとの粉が吸着してくれて、溶剤を再利用できるようになるとのことです。半信半疑ではありましたが、どうせい捨ててしまう積りでいた使用済みの溶剤なのですから、物は試しと、早速との粉を買って来ました。

情報によると、溶剤の約1/8の量のとの粉を投入して撹拌すると、じきにとの粉が汚れを吸着して沈殿するとのことです。

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早速やってみました。写真は撹拌してものの30秒ほどの状態がこれです。多少緑がかっていますが、すでに分離が始まっています。これは期待できます。完全に分離するまでは1時間から1日ぐらい安静にして置くとのことですので、その間に本題の武器類の塗装の方をしていこうと思います。

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今日、塗装するパーツです。左の1ブロックは赤で塗装します。他はつや消しのダークグレーで塗装します。

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塗料はすでに作ってあるものと、基本色のレッドです。レッドの方は数も少ないので、すぐに終わると思います。ダークグレーの方は結構量もあり、大物のパーツもあるので大変そうですが、頑張ります。

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約2時間かかり塗装完了です。ダークグレーの希釈が甘かったようで、塗料が濃すぎて最初のうちあまりうまく吹き付けられず、時間を取られました。

塗料が濃かったので、塗装しながらエアブラシのカップに直接レベリングうすめ液を追加してダークグレーの濃さを調節して上手くいきました。全体にムラなく塗装できたと思います。この武器パーツは塗装が乾燥した後、デカールを貼ってツヤ消しトップコートをします。その後に少しドライブラシなどで表情を出していきたいと思っています。

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そして、2時間経った使用済み溶剤です。本当にとの粉が沈殿して綺麗になりました。正直、こんなに綺麗になると思ってなかったので驚いてます。

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しっかり汚れを吸着して沈殿しています。この沈殿したとの粉は、乾燥させてハンマーなどで細かく砕けばジオラマなどに使えるそうです。

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本当に綺麗になりました。向こう側が透けて見えます。この溶剤はこの後、コーヒーフィルターと漏斗で濾過して、ツールウォッシュとして使えるとのことです。洗浄力も変わらないようなので実際使ってみたらまた、レポートしたいと思います。

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あと、今日はヨドバシカメラに寄ってこんなものを買って来ました。鉄道模型などのNゲージサイズの人です。Nゲージの人シリーズは様々な種類があり、これは釣り人をイメージしたポーズや服装で作られています。なぜ、これを買っていきたかと言いますと、先日来より、ウィングキットコレクションのプロペラ機、複葉機を作って飾ってみたところ、何と無く違和感があるんです。よくよく考えてみると、あのキットには人が付いていないんです。誰も乗っていないのに飛行機が飛んでいるディスプレーになっていて、それで違和感があるんだと気付きました。

そして、ウィングキットコレクションは1/144スケールでして、Nゲージは1/150スケールですので、あまり細かいことを気にしなければ、Nゲージの人を飛行機に乗せられるんじゃないかと思いまして、買って来たわけです。どんな形で乗せるかは色々実験してみないとわからないですが、このNゲージの人々も様々にポーズを取っているので、少しカラーリングを変えてあげれば、飛行機乗りになるでしょうし、ともすれば、飛行機の整備士や誘導員になったりするかもしれません。楽しみです。

今日はちょっと、余談の方が多くなってしまいました。明日は武器類のデカール貼りをします。

ではまた〜( ^ω^ )

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