今日はいつもとは少し趣向を変えまして、先日出来心で一つ購入したウィングキットコレクションがカッコよくて気に入ってしまったので、ついつい続けざまに購入してしまい、いつの間にか4機になり、5機目を積み、6機目を購入してしまいまして、積みプラは罪作りを座右の銘としているボクとしては、さっさと作ってしまおうということで、今回、その記録を取ることにしました。
このシリーズはどのぐらい続くのかわからないですし、多分、不定期になると思いますが、とりあえず、今回制作するものは5機目、6機目に購入した2つのキットです。
前回は飛行艇が欲しくてついついウィングキットコレクション14を買ったのですが、フィアットと訓練機が当たって、組み立てて見ると、飛行艇じゃないプロペラ機もなかなかカッコよくて、すぐに気に入ってしまったので、今度は何が当たってもいいやと思い、飛行艇が入っていないかという期待も込めつつ、再三に渡りウィングキットコレクション14を買ってきました。
そして、もう一つの方は、プロペラ機のかっこよさを知ってしまったボクとしてはこれはもう、ハマるのに時間は掛かりませんでした。逆ガルウィングのF4Uコルセアの良さったら無いわけでして、ウィングキットコレクションでも別企画と言うんでしょうか、第二次世界大戦に活躍した戦闘機の対戦を再現するコレクションで、零戦とコルセアの数機種に絞ったパッケージです。何が入っていたかは次回のお楽しみです。
今日はウィングキットコレクション14の方を作ります。中に入っていたのはフィアットCR.42イタリア空軍学校訓練機でした。
既に塗装済みなので、すぐに組み立てられます。1/144スケールなので、細かいパーツも多いですが、その分、モールドやディテールの細かさが素晴らしいキットです。
水転写デカールも付いています。
小さいながらコックピットもしっかりと用意されています。
制作に使う道具です。食玩とは言え、ほぼスケールモデルとしてのキット内容なので、流し込み接着剤は必須です。ほか、デカールもあるのでマークセッターと、細かいモールドにデカールがフィットするようにマークソフターも使います。
そして、今回、特に拘ったのが、この『ザ・人間』です。Nゲージの添景として売られているもので、1/150スケールのフィギュアです。このセットは釣り人をイメージしたポーズとカラーリングを再現したものです。
ウィングキットコレクションにはディスプレイするための支柱が付属してるんですが、その支柱に乗せて飾ると、飛んでいる状態になるわけですが、パイロットが乗っていないのに飛んでるという、違和感を生じてしまうんです。
と、悩んでいると、ヨドバシカメラでこの『ザ・人間』が目に止まり、なんとなく、戦闘機のパイロットとして良さそうな感じがしたので、この釣り人たちを選んでみました。
このフィギュアはなかなか凝っていて、今回使いませんが、釣り竿もついています。飛行艇で海に浮かんだジオラマを作った時にでも使ってみたいと思います。
今回はポーズと色合いがなんとなく合いそうなので、この椅子に座って釣りをする人を使うことにしました。君に決めた!
どうでしょう?サイズ的にピッタリ来そうです。黄色いのは救命胴衣でしょうが、コックピットに座らせてしまえば、落下傘のベルトに見えないでもないはずです。
そのままだと、ちょっと高さがありすぎるので、椅子と膝から下の部分をカットして、座席に乗せてみました。この通り、これ以上無いぐらいぴったりです。
計器盤も付けていました。もう、釣り人には見えません。
仮組みしてみたところ、飛行機本体内側の部分が少し干渉するようで、カッターでほんの少し削ってやりました。
ミスターピッタリです。実際のパイロットがどんな服とヘルメットで搭乗していたのかわからないんですが、これはこれで色合い的にも全く違和感がありません。
キャノピーを付けてみました。見まごうことなき、パイロットです。
その後、なんやかんや細かい作業があり、無事に完成しました。複葉機特有の羽を支える支柱の細かさがいいです。
デカールを貼る前ですが、パイロットもどこか満足げに見えるのは気のせいでしょうか。
では、デカールを貼っていきます。デカールはガンダムの物に比べると、若干厚みがあるようで、少量のマークセッターぐらいでは溶けないぐらい結構しっかりとしています。マークソフターを付けると程よく柔らかくなる感じです。
今回のはイタリア空軍 戦闘飛行学校のものなので、デカールは1種類だけです。迷わず行こう。
デカールは左右があるので、向きを間違えないように気をつけて切り出し、水にしばらく漬けておきます。しばらくと言っても、20秒ぐらいでしょうか。あまり長く漬けると糊が溶けすぎて貼り付きづらくなる事があるようなので、漬け過ぎにも注意です。
そして、貼り付けます。モールドのラインにまっすぐになるように気をつけながら位置を調整します。このままだと、綿棒でいくら抑えてもモールドになかなか沿ってくれないので、マークソフターを塗ります。
写真だとわかりづらいんですが、マークソフターを塗って綿棒で優しく抑えてあげると、モールドにフィットしてしっかりと貼り付きます。
そうして、全てのデカールを貼り終えました。45の数字と尾翼の十字の部分がデカールです。マークソフターのお陰でモールドにフィットしているのがわかると思います。
これでも十分かっこいのですが、デカールのツヤが少し気になるのと、全体的に平坦なイメージなので、この後、つや消しトップコートとウェザリングをしようと思います。
今日のところはこれにて、完成ということで。
明日はもう一つの方の箱を作りたいと思います。
ではまた~ヽ(◎´∀`)ノ