九月の海岸線

9月に入り、晴れた日の空は、空の青さも真夏の頃とは少し変わって、どこか冷たさを感じさせる色調になりました。風にちぎられたように尾を引く雲は、上空の大気の流れの速さを感じさせます。

北海道、道南の日本海側の海岸線は返す波が強く、波打ち際は玉砂利のような直径5ミリから20ミリ、大きいものでは手のひらほどの石が敷き詰められ、太平洋側の遠浅の砂浜とは違った、日本海側特有の風景を見せてくれます。

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